ボンズ99季実使用バットこの頃モノとしては"珍しく"サイン入りなのである…が高価ではない。	バリーパイレーツ時代右下カード実使用特製"絶対門外不出"似顔リストバンド。	これがメジャーのＭＶＰトロフィーだ(全高約25センチ)大理石台	アーニー･バンクス1959年（全米野球記者会投票顕彰）が自動的に「ＭＶＰ」となる	マクラーレンF-1ＴＡＧターボポルシェエンジン84-87実使用ピストンに、ラウダとプロストが署名。これで価値が違う

《お化けのキャスパー》オリジナルセル'40年代の作品この哀しいまでの優しさが大好き。	新庄のルーキーカード。気の毒に他人のバット、しかも”グリップ部分だけ”の物を持たされての撮影という屈辱…	Ｒ社契約選手がゴールデンＧ賞受賞した翌季の一個目だけ…に付けられるタグ	イチローにＵＤ社が渡した200枚だけ発行のカード。最も希少なカードとされる
上、キャスパー原画裏の動画技師署名。これが入っているものかどうかで”雲泥以上”のプレミア格差が出るのが常識。	イチローの頼れる同僚、エドガー･マルティネスの実使用バット。弟はスミダガー・マルティネスという(笑) イチローの影響で"点を取りに行く"打撃…へと大学習した01季だった。	69･5･31死去寸前ヘンドリクスのハワイコンサート（しかも行った！）完品ポスター。軽四輪価格…だが、ボクの青春だ	同裏、本人も「将来値が上がるとは思ってもみなかった」ため、ボクにごっそりくれた…がボクも上げた（泣）

こうした逸品を”骨董”と呼びたくない頑迷…はこんなトコにも

　ボクがこうした品を《現代骨董》と番組内で云ったら『とんでもない！こんな昨日今日のもの』と某先生が反駁した。紳助さんは『それって”ボウズのロン毛”みたいな表現ですな』と笑った。
　ボクもそれら意見を「古いなあ…」と思ったので一緒に笑った。

　今や、2大オークションSotherbys、Christies共に世界の業者がセールを組みたいのが、こうした20世紀の偉人たちが”創造”して遺していった[　PopularArts　]のジャンル（芸能・スポーツもの）で、昨今のセール当たりの年間トータルでは最大の売上げ高を記録している、それが世界の”骨董”市場なのだ。(笑)
　当然である。それなのに日本国税関も”旧態依然”を、こんな欧米事情をヨソに押し戴いたままである。

　彼らはいくら価値が莫大なものでも《100年以上経った品》なら無条件で『＝骨董品』と認め消費税だけで通すのに、それより新しい近代ものはギッチリ関税を追加する。

　どうして”関税をかけるのか”という理由をかつて訊き、その時代錯誤にボクは飛びあがったことがある。
　いや同じことが21世紀になった今も続いているから『飛びあがったまま』だ(笑)。

　　例えばマイケルジョーダンの「実使用サイン入りジャージ（やシューズ）」をたった一点を輸入する…という行為には、『国内ニット織り（シューズは革靴）業者保護のため、”関税を重くかける”・・・』のである。
　どうしてか”実際に着用する”されると競争力の弱い「彼らの国内市場が侵される」からだそうだ。(爆笑)

「１）そんなもん、一枚輸入しただけで業者がつぶれるんかい？、２）ジョーダンの”サイン入りしかも実使用を履くバカ”がどこにおるのか？それで日本の靴業界が危機に陥るんかい」
　そう抗議したら、東京税関特別調査部はこう苦しげに説明した
『お気持ちは解ります。でも、法律が無いんです。ぼくらは上から落とされた法律を素直に守ってもらうしかやり方が無いんです』と同情してくれたが何も変わっていない。
　いつも云うが、彼ら現場の徴税官吏は救われない。笑われたり税金泥棒と、ひたすら風が当たるのは現場…なのである。
　役所を変えなければならない、いや、その前に政治を代えなければならない。

　それにしても、業界が育って、政治家に献金をして、はじめて実情に適った法律を直して下さい…と、お願いしなければならない「立法のシステム」というか、「政治家の資金源」というものがこうしてガッチリ護られたまま…という構図はボクらだけではなく、有権者にも記憶していてもらいたい”20世紀型サル芝居”である。
　彼らの嘆きも解るが、ボクも日々泣いている、日本ってとてつもなく古いなあ…(笑)